2021年01月20日

議事堂占拠事件と就任式の警備で逮捕者

 議会議事堂占拠事件と大統領就任式の警備に関して、米軍人の過激主義団体とのつながりが露見した記事2つを紹介します。

 連邦当局によれば、米陸軍予備役軍曹と米海軍基地での請負作業のために秘密の取り扱い許可を受けていた白人至上主義者が1月6日の議会議事堂襲撃に端を発する複数の容疑で逮捕されたと、military.comが報じました。

 海軍犯罪調査部(NCIS)がワシントン特別区の米地方裁判所金曜日に出した刑事告訴は、ニュージャージー州のコルツネック(Colts Neck)の30歳のティモシー・ヘール・クサネリ(Timothy Hale-Cusanelli)が議事堂内部の暴徒の中におり、群衆に指示を出し、米議事堂警察を攻撃し、暴言を吐いたと申し立てました。

 司法省の「議事堂での暴力に関する調査」のリストはヘール・クサネリが日曜日に逮捕されたことを占めします。

 裁判所に提出された宣誓供述書の中で、NCISはヘール・クサネリはコルツネックのアール海軍武器基地(Naval Weapons Station Earle)で秘密の取扱い許可を持つ業者として、様々な弾薬に近づけたといいました。

 ヘール・クサネリに対する容疑は、合法的な権限なく制限された建物への故意の侵入や残留、政府の業務の秩序ある実行への妨害、議事堂の建物への暴力的侵入と秩序紊乱行為、議事堂の建物の中でのパレード・デモンストレーション・ピケ行為、民間の騒乱の間の法執行官への妨害を含みます。

 声明の中で陸軍予備役総軍は、軍曹は現在、ニュージャージー州のマクガイア・ディクス・レイクハースト統合基地(Joint Base McGuire-Dix-Lakehurst)の第174歩兵旅団で人材の専門家として勤務しているといいました。彼は2009年から勤務しており、派遣の経験はないと、声明はつけ加えました。

 「陸軍はレイシズム、軍隊の中の過激主義や憎悪を容認せず、人々が陸軍につながりを持つかどうかを判断するために、議事堂への暴力的な攻撃に参加した人々を特定すべく、FBIと緊密に活動することに全力を捧げています」と総軍はいいました。

 NCISの宣誓供述書は、ヘール・クサネリが1月6日の朝、ドナルド・トランプ大統領(President Donald Trump)が再度、11月の選挙が不正によって彼から盗まれたと主張した、ホワイトハウス近くでの集会に参加するためにワシントン特別区へ移動したといいました。ヘール・クサネリはそれから議事堂へ更新する群衆に加わったと、NCISはいいました。

 1月12日、NCIS特別捜査官は「秘密の人材」すなわち情報提供者から、ヘール・クサネリが暴徒の一部として合衆国議事堂の暴動にいて、議事堂の建物に入ったという情報を受け取りました。

 「ヘール・クサネリはその後、議事堂の中外両方で議事堂警察の警察官を攻撃して、暴言を吐くのを描く携帯電話の中のビデオ映像を(情報提供者に)示しました。

 1月12日のミーティングの間に、情報提供者は「ヘール・クサネリが「Based Hermes Show」というタイトルで過激な政治的意見と視点を提示してYouTubeに意見を述べる動画を投稿する、白人至上主義者でありナチスの支持者だと公言したことを私に報告しました」と特別捜査官は宣誓供述書でいいました。

 1月14日、情報提供者は、議事堂に入り、群衆のメンバーに「進め」と鼓舞し、声と手の信号両方で指示を出したと認めたヘール・クサネリとの会話を記録するためにNCISが提供した装置を用いました。

 宣誓供述書によれば、ヘール・クサネリは情報提供者に「もっと多くの男たちがいたら、彼らは建物すべてを占拠できたろう」といいました。

 彼はまた「別の暴徒が議事堂警察の警察官に槍のように投げるのを目撃した旗と旗のポールを持っていったと認めました」、それをヘール・クサネリは「殺人兵器」と表現したと宣誓供述書は述べます。

 彼は情報提供者に、彼はできるだけ早く、旗とポールを壊すか処分したいといいました。

 月曜日の時点で、ヘール・クサネリは起訴されたり出廷している、司法省の議事堂での暴力に関する調査のリストの75人の容疑者の中にいました。

 AP通信による公文書、ソーシャルメディアの投稿と動画の調査によると、少なくとも22人の米軍の現役・退役隊員と法執行官が議事堂の暴動の場やその周辺にいたと特定され、その他数十人以上が調査されています。

 米陸軍当局によると、州陸軍隊員2人が大統領就任式の警備任務から取り除かれたと報じました。バイデン次期大統領には危険はなかったと、彼らはいいったと、military.comが報じました。

 当局は州兵がどの過激派グループに所属したかや、どの部隊で彼らが勤務するかをいいませんでした。当局は公に話す権限がないため、匿名で AP通信に話しました。

 問題に詳しい法執行官2人によれば、排除はFBIが法執行当局に、極右過激派グループがトランプ支持者が国に衝撃を与えた米議事堂での命を奪った暴動のあとで、街を警備するのを助けるために動員された州軍の隊員を装うかもしれないという可能性について警告したときに起こりました。

 ワシントンは議事堂での命を奪った反乱のあと、緊張状態にあります。それはバイデンの就任式に先立って特別な警備手法を後押ししました。議事堂施設から約1マイルのホームレスのキャンプでの火事は、就任式のリハーサルの間、月曜日にロックダウンを後押ししました。

 米シークレットサービスは準備の中議事堂の中と周辺で警備を強め、街の中心部は道路を封鎖し、高いフェンスを設置し、地域に数千人の州兵と法執行官が配置されて原則的にロックダウンされています。

 米国防当局は、潜在的なインサイダー攻撃や隊員にイベントの警備に関与するその他の脅威を心配し、FBIにこの地域に来る25,000人の州軍のすべてを入念に調査するよう促しました。クリストファー・ミラー国防長官代理(Acting Defense Secretary Christopher Miller)は月曜日に声明で、州軍兵士の調査は続き、国防総省はこれまでにインサイダーの脅威を示す兆候を見ていないといいました。

 連邦法執行当局も、州軍兵士が人々が彼を撮影したり記録していると報告したあと、増加する軍隊と法執行機関の検問所とその他の場所を警戒していると、進行中の警備問題を議論するために匿名を希望してAP通信に話した当局者はいいました。

 シークレットサービスは週末に、州軍隊員が写真と彼らの活動の詳細をネットに投稿することが「増加」しているとみる速報を出しました。

 AP通信はワシントンに来る州軍兵士全員に送った「全関係者への」メッセージを手に入れました。特定の地位に向けない速報は「どの隊員も現在の活動や防護する場所に関する位置、写真や説明をネットに投稿すべきではありません」と書き、直ちに止めることを求めます。

 速報について尋ねられると、シークレットサービスの報道官は「警備情報の問題にはコメントしません」と声明を出しました。

 火曜日朝にAP通信が接触すると、州軍局は米シークレットサービスへの質問を引用し、「活動上の安全のため、我々は就任式を支援する隊員の調査の進展の経過や結果は話しません」といいました。

 夏の間に、ロスアンゼルス市役所近くの抗議運動の間に男が州兵になりすましてロスアンゼルスで逮捕されました。ゲオゴリー・ウォン(Gregory Wong)という男は拳銃と突撃銃を携帯していましたが、彼の制服の上にあるものが場違いであることに気がついて、本物の州兵が彼に立ち向かい、拘束されました。

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 今日のCNNのニュースを見ても、就任式を神聖なものにするための努力が続けられていることがわかります。ニュースキャスターたちも、このイベントの重要性を強調する言葉を使い続けています。それでも、就任式を妨害したい者たちが着々と妨害行為の準備を進めている可能性があり、警戒が続けられているわけです。

 大量に動員された州兵の中に、元州兵がかつての装備を用い、完璧になりすます可能性も否定できません。もっとも、州兵の警備の外に、余計な者たちを近づけないための予備的な検問もあるはずで、バイデンの近くに行くことはほぼ無理でしょう。大勢で州兵の警備を突破することには、直ちに増援が駆けつけられるようにすることで対処できます。

 連邦機構を直接破壊するような攻撃は国外から来るものと思われていましたが、国内テロの可能性が高まったことは、トランプ政権の悪しき置き土産です。就任式以降も、国内テロへの監視は緩められず、国外からのテロと相まって、アメリカへの驚異となり続けます。考えてみたら、トランプ政権は本当に厄介な政権でした。

 これを書いていたら、警備から州兵10人が取り除かれたと報じました。詳細は不明です。こういう人はさらに増えそうです。
posted by スパイク通信員 at 09:37| Comment(0) | 日記