2021年01月30日

中国の潜水艦搭乗員に高い精神的問題

 今月出た研究によれば、南シナ海をパトロールする中国の潜水艦に配属された5分の1の海軍隊員が精神衛生上の問題を経験しているとmilitary.comが報じました。

 「この研究は南シナ海の潜水艦部隊の兵士と将校が多数の精神衛生上のリスクにさらされ、深刻な精神的問題を被っていることを、はじめて示します」と1月7日に「Military Medicine」誌に出た研究の中で中国人研究者はいいました。

 研究の5人の著者は中国、上海の海軍医科大学で軍健康管理学会に加盟します。

 研究は中国軍の潜水艦乗員が自覚する精神衛生を評価し、これらの知見を「中国軍の男性の平均」と比較したと研究はいいました。

 著者は中国軍のメンバーの中の精神衛生状態は、この国の国防部が2006年に心理試験が公式の採用試験に含められると発表してから、さらに巨大な精査の主題となっていると指摘しました。

 「精神衛生問題が高いリスクにある軍の隊員の一つのグループは、特に南シナ海の潜水艦部隊です」と研究はいいました。「南シナ海が高い気温と高い湿度に特徴づけられる熱帯収束地帯にあることだけでなく、政治的な見通しから地理的な重要性をもち、2007年からベトナム、フィリピンなど南シナ海周辺の諸国が領域上の主張を強めていることもあります」。これらの諸国との間の緊張した関係のために、中国は「南シナ海の防護を強化するために、巡航と洋上機動の数を増やしています」。

 アメリカはここでは領域主張をしないままですが、米海軍は「自由で開かれたインド・太平洋」を支持する手段と説明するもののために、南シナ海で水上艦を用いて定期的な航行の自由作戦を行います。

 海底での米海軍潜水艦のパトロールの頻度と範囲は公にされていません。

 潜水艦の生活は楽ではなく、小さなスペース、生成された空気と人口の光にに長く監禁されることがほとんどです。米海軍は1996年から、精神衛生の問題の医療救助に対処するために航空母艦に心理学者を配属しはじめ、次の十年間にわたり精神医療従事者が海軍と海兵隊の部隊に加えられました。

 著者がおそらくこの論題を調査する最初のものという、発表されたばかりの研究の知見は、南シナ海の潜水艦部隊の5つの軍団の511人の質問への回答に基づきました。

 潜水艦員は自己評価のために精神衛生分野で用いられる簡潔ながら確立された道具、シプトン・チェックリスト-90-Rを使い精神的な症状を評価しました。それは強迫的な行動、不安、敵対のような9つの広範な症状の分類に別けます。

 研究者は4つの分類で潜水艦員に数多い症状は「中国軍男性の平均を大きく上回り、南シナ海の潜水艦部隊がより多い深刻な精神的問題と精神病理学の症状をもつことを示している」と結論しました。

 これらの分類は、強迫的な行動、不安、恐怖症性不安と、うつ病のような精神状態が身体的症状に表れる身体化です。

 21%あまり、108人の潜水艦員が精神的問題で要請と評価されたと研究はいいました。

 大学教育やそれ以上の学歴の潜水艦員は精神衛生の問題をずっと多い割合で経験しています。

 研究者は26〜30歳の潜水艦員や6〜10年間の軍歴がある者たちはそうした問題でより低い割合であると判定しました。著者らは「軍隊の仕事の性格と関係するかもしれません。若い肉体だけでなく、豊富な軍務経験を必要とする高いレベルのリスクに関係する」と推測します。

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 中国軍に関して医療関係の報告を見るのは、正直、はじめてです。とても珍しい内容で、少し戸惑います。

 潜水艦の搭乗員の精神的問題の記事も目にするのははじめてかもしれません。これは歩兵に多い問題です。

 確かに潜水艦は海中の閉鎖空間で生活することから、ストレスが多くても不思議ではない環境です。しかし、搭乗員が精神衛生の問題を抱える話は聞いたことがありません。

 すると、中国軍の潜水艦に構造上、環境上の問題があるのかもしれません。長期間滞在するには厳しい場所だとか、気を紛らわしてストレスを解消する手段がないとか。

 それで中国の潜水艦の能力が落ちるなら日本には好都合ですが、事故やその他のミスなどを起こす危険性もあります。いずれにしても、プロ意識に欠ける軍隊が近くにあるのは心配の種です。
posted by スパイク通信員 at 16:53| Comment(0) | 日記