2020年11月28日

女性の戦死は世論に影響しない?

 military.comによれば、新しい研究は女性の戦死は男性兵士の死よりも武力紛争への大衆の支持を減らさないことを明らかにしました。

 女性の戦死への想いは性の平等への女性の見解を強化するものの、男性の間ではそうならないと「At War and at Home: The Consequences of U.S. Women Combat Casualties.」はいいました。

 ライス大学(Rice University)とハーバード大学(Harvard University)、ネブラスカ・リンカーン大学(the University of Nebraska-Lincoln)の合同研究は、全国的な代表の1,400人の成人と、引き続いた調査で4,000人の回答者を調査しました。

 「女性が戦闘を務めるのが認められるべきかどうかについての多くの政策論争は彼女らがそうすることを認められた結果について調査されていない経験主義的な主張に基づいている」と「the Journal of Conflict Resolution」に発表された報告はいいました。「この研究は新しい証拠をこうした推測による議論にもたらします」。

 2015年、国防総省は海兵隊を含めたいくつかの方面から抵抗があったものの、女性がすべての戦闘職を許されるよう命じました。

 反対派は女性の犠牲は戦争への者大衆の支持を弱め、政治家は戦争を戦い、勝つ能力をひどく弱めると気がつくかもしれないると指摘しました。

 しかし、研究の著者名、ハーバード大学教授のダラ・コーエン(Dara Cohen)は「我々はその証拠を何も見つけませんでした」といいました。

 研究は回答者に、兵士「モリー・ライアン(Molly Ryan)」と「トッド・ライアン(Todd Ryan)」の両方を表す架空の戦闘シナリオを示しました。

 それから、回答者は紛争が誤りだったかを含めて、こうした紛争への支持を測ることを意図した質問を受けました。

 「要するに我々は、女性が戦って、戦闘で死ぬことは戦争の活動を動員し、支持する大衆の意志を弱めるという考えに異議を唱える多数の証拠を見出します」と研究はいいました。

 回答者はシナリオを読んだ後に、女性の公的・私的生活における役割の見方を確かめるよう設計された一連の基本的な質問も尋ねられました。

 「女性の戦死は、特に、仕事と政治の公的な領域で、性的な平等への支持を増やしました。しかし、女性の回答者の間でだけでした」と研究は結論しました。

 「こういう役割を務められると女性にいうことは、女性にとって少し熱望的なものになります」とコーエンはいいました。

 戦って戦死する意志は、完全で平等なアメリカ国民になることを意味するものと不可分につながっていると研究は指摘し、1950年代初期までの黒人兵士、2010年までのゲイ、レズビアンとバイセクシャルの兵士の例をあげました。

 しかし、研究の男性参加者は、勇敢な女性兵士が戦死するシナリオを読んだあとで、女性がよい指揮官になると考えるといいそうにありませんでした。

 女性戦闘員の支持派は、女性を戦闘職につけることを許可することは、彼女らのキャリア促進に重要で、軍隊の完全な女性の平等性のための活動を促進すると主張しています。

 議会調査局によれば、2001年から2020年までに、約173人の女性隊員がイラク、アフガニスタンとシリアで殺されました。

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 女性が軍隊内で就ける職種を増やすことは、軍隊内にある女性隊員のグループから長年出されていて、最近、実現したことです。

 たとえば、潜水艦は男性の職場でしたが、女性の居住区とシャワールームとトイレを増設することで解決が図られました。そして、バカな隊員が女性士官のシャワールームに隠しカメラを仕掛けて処罰される事件が起こりました。また、潜水艦内で、女性士官の身体的特徴を評価するテキストを共用パソコンに作り、艦長がファイルを探して犯人を捕まえるのに失敗するという事件もありましたね。

 大体、軍隊はバカな男の集まりだから、この種の話はなくならないのかもしれません。

 特に、白人男性は社会的に認められた権利の中で暮らしているから、女性が戦闘職に関して持つようなセンスは持ちにくい。性の平等を求め女性の方が関心が高いのは当然です。

 記事にはありませんが、第二次大戦では、日系アメリカ人は軍への入隊が認められませんでしたが、陸軍は日系人部隊、第422連隊戦闘団を創設し、彼らは最も多くの勲章をもらった部隊となりました。武勲をたてることが収容所に入れられている家族の地位向上に役立つと信じたからです。

 女性の戦死が国民の戦意に影響しないという結論は、さらに研究される必要があります。この研究は仮想のシナリオを使った調査であり、実際に女性の家族が戦死した人たちからの聞き取り調査ではありません。いずれ、そういう調査が行われることを期待します。
posted by スパイク通信員 at 06:36| Comment(0) | 日記
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