2021年10月04日

タリバンがイスラム国の拠点を襲撃

【記事】

 military.comによれば、イード・ガー・モスク(the Eid Gah mosque)の外の日曜日に起きた爆弾事件は5人の民間人を殺害し、犯行声明はないものの、容疑は直ちにイスラム国グループへ行き着き、8月中旬にカブール(Kabul)を占領して以来のタリバンの敵に対する攻撃が用意されました。

 タリバンはタリバンの報道官、ザビウラ・ムジャヒッド(Zabihullah Mujahid)の母親の逝去を弔うためにモスクに集まりました。

 月曜日の声明で、ムジャヒッドはタリバンの部隊が、カブール北部のカイア・カナ(Khair Khana)近郊のイスラム国の指令センターを急襲したといいました。作戦でイスラム国の武装勢力何人が殺されたか、何人のタリバンが負傷したかはいいませんでした。

 日曜日の爆弾事件は、最後の米兵が8月31日に混乱の中で退去し、タリバンがアフガニスタンを統制してから最も多くが死んだものとなりました。

 イスラム国グループは、大勢の人びとがタリバンの統治を逃れようと空港に入ろうとしたカブール空港の外で169人以上のアフガン人と13人の米兵を殺した8月26日の恐るべき爆弾事件の犯行声明を出しています。

 イスラム国は、2019年に国の東部で彼らに対する米軍の激しい空爆作戦で弱体化された後、2020年にアフガニスタンに再び現れました。彼らは2020年に、新生児を含めた24人を殺した産婦人科病院への恐るべき攻撃の犯人とされました。今年早く、彼らは80人以上の学生を殺した、大半がシーア派教徒のダシュ・エ・バルチ(Dasht-e-Barchi)近郊の学校に対する残虐な攻撃を行った責任をとわれました。

 日曜日の爆弾事件はタリバンに向けた増加しつつある挑戦を強調します。このグループは20年間の武装闘争の間に頻繁な攻撃を行いましたが、今や同じ手法を用いている競合相手の武装勢力の封じ込めに直面しています。さらに、彼らは国内経済の崩壊の中で、彼らが倒したアメリカが支援した政府への多額の外国の支援なしにそれを行っています。(翻訳は私が作成し、一部意訳があります)

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【論説】

 8月にタリバンがアフガニスタンを支配してから、国会議員を含む複数の日本人が、タリバンとイスラム国が結託して、この国がテロリズムの巣窟になるという意見をみてきました。私はその反対の考えです。タリバンとイスラム国は協力する場合もありますが、彼らの約束は我々の常識の中にある約束とは異なり、とても不可解な動きをします。部分的な協力が観測されても、それはイスラムの精神世界の中での出来事です。一貫性のある戦略の中で行われる行動とは違います。

 タリバンにとって、アフガニスタンにイスラム国は不要です。自分たちの民を彼らが殺すなら、タリバンはイスラム国を追い出そうとするでしょう。そうしないと、タリバン統治の下で無辜の民が殺され、国民の中に自分たちに対する反感が生まれます。

 この記事がいうように、タリバンはこれまでとは違います。かつて、一度、アフガンを支配したとはいえ、それは短期間でした。本番はこれからです。彼らがどれだけうまく国家運営をやれるのかは未知数です。

 他にも、中国とロシアがアフガンに接近すると心配する声もありますが、おそらく、その反対の方向に進むと、私は考えます。中国とロシアはアフガンの情勢が自国に影響することを恐れており、それを抑えようとするはずです。不安の声は、実に日本的な懸念に思えます。いつもの心配性が出たという感じです。
posted by スパイク通信員 at 20:34| Comment(0) | 日記
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